データセンター
自社データセンター「K’s OSC(アウトソーシングセンター)」は、
国内最高水準の災害対策、
万全のセキュリティ対策を実現。
リーマン・ショックによる経済の動揺がまだ収まらない2010年4月、今後はクラウドコンピューティングの時代を迎えるだろうという予測のもとに、自社データセンター「K’s OSC」の運営をスタートさせました。
鳥取県は、プレート境界からはずれており、国内でも比較的地震の少ない地域です。
K’s OSCの優位性は立地条件だけでなく、国内最高水準の災害対策・セキュリティー対策にもあります。
多くのリスクからお客様の大切なシステムを守り、事業活動における大きな安心をお約束します。
K’s OSC 3つの安心
SECURE ENVIRONMENT_01立地条件
- 災害が懸念される火山が周囲にない
- 台風の影響を受けにくい
- 大地震による災害の影響を受けにくい優良立地
SECURE ENVIRONMENT_02セキュリティー対策
- 24時間365日の有人管理体制
- 7段階のセキュリティゲートを設置
- 万全のセキュリティ対策
SECURE ENVIRONMENT_03災害対策
- 国内最高水準の災害対策
- 震度7に耐えうる建築構造
- 冗長化構成による安定したサービス提供
K’sの強み
STRENGTH_01自然災害リスクが極めて低い地理的優位性
- 災害発生が懸念される火山は周囲にゼロ(*1)
- 過去に鳥取県への台風が上陸した件数はゼロ(*2)
- 過去に震度6弱以上を観測した回数はゼロ(*3)
- 今後、30年以内に震度6強以上の地震が発生する確率は3%以下(*4)
- 佐渡島北方沖や、鳥取県沖近海で地震が起きた場合に想定される津波による浸水の対象地域外(*5)
(*1)出典:気象庁「火山防災のために監視・観測体制の充実等が必要な火山」の選定
(*2)出典:気象庁 過去の台風資料 - 1951年(昭和26年)以降の台風経路図(2021年まで)
(*3)出典:気象庁 震度データベース検索(1923年~2022年)
(*4)出典:独立行政法人 防災科学技術研究所 J-SHIS 地震ハザードステーション J-SHIS Map(2020年版)
(*5)出典:米子市 津波ハザードマップ掲載日:2022年2月18日
STRENGTH_02先進技術を採用したセキュリティ対策
二重三重の不正侵入防止策
- 入館から重要区画までの間に、7段階を超えるセキュリティーゲートを設置
- 有人による24時間365日入退館管理
- 生体認証・ICカード認証を使った強力な個人認証技術による不正侵入対策
- 人数計測式共連れ防止システムにより認証漏れを防止
不正な持ち込み・持ち出し対策
- 金属探知ゲートによりUSBメモリ、携帯電話などの記録媒体を排除
不正利用対策
- 全ラックは個別に施錠
- 監視カメラによる常時監視に加え、作業時はデータセンター担当者も帯同し、不正利用を排除
STRENGTH_03国内最高水準を誇る災害対策
電気設備
- 冗長化された無停電電源装置
- 最低12時間の連続運転が可能な自家発電装置を完備(※)
※給油により時間延長が可能。
株式会社松本油店(関連会社)による優先給油体制が整っています。
空調設備
- 高効率排熱処理、集中冷却処理、多点温湿度監視による効果的な空調設備
- 開口率84%の専用ラックを採用し、温湿度上昇を防止
安全性を確保したサーバルーム /
サーバラック
- 高性能免震装置を採用したデータセンター専用サーバラック
- 800kg搭載可能なラックで、大型機器の設置も可能なサーバルーム
避雷対策
- 落雷抑制システムにより、建物周辺への落雷の発生を抑制
- 高圧アレスター装置により、落雷時の電力ケーブルからの異常電流(雷サージ)流入をカット
地震対策
- 建築基準法規定値に対して1.92倍の耐震性能、震度7に耐えうる高耐震性建築構造
火災対策
- 煙感知センター及び窒素ガス消火設備を区画単位で設置
- 火災発生時は警報発令し自動ですばやく消火
浸水対策
- センター地下に、湧水可能なピットを有し、万一の浸水時も排水可能
- ピット満水時も水中ポンプで排水
- サーバルーム入口も防水堤設置で浸水対策完備
N+1の冗長化構成
- 自家発電装置・無停電電源装置・空調機が故障した場合も、予備機器により継続して正常稼働
STRENGTH_04万が一に備え、サービスの継続性を向上
メインデータセンターでの大規模災害時などに対応するために、サブセンターにバックアップデータを保存し、サービスの継続性を高めています。
サービス一覧
ホスティング(仮想)サービス
仮想化プラットフォームVMware ESXiを用い、ディスク容量、メモリ容量、OSなどお客様のご希望に添った環境をご利用いただけるサービスです。お客様のメリットとしては、初期導入コストの削減、ハードウェア運用・管理負荷からの解放などが挙げられます。また、ホストサーバ上で障害が発生した場合も、他の正常なホストサーバ上でサービスを継続することが可能です。1クラウドサーバ単位(仮想化)から月額定額制にてご利用いただけます。
仮想化とは
1台のハードウェア(物理サーバ)を複数台の仮想的なコンピュータに分割し、それぞれに別のOSやアプリケーションを動作させる技術です。メモリ、ディスクをまとめて仮想的に複数の領域に分割し、異なるOSやアプリケーションを同時に実行できます。
物理的に複数のハードウェアを用意する場合に比べ、物理的資源の管理にかかるコストを軽減でき、資源配分を需要に応じて柔軟に配分することができるというメリットがあります。
ホスティングサービスを選ぶ理由
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コスト
オンプレ(自社運用)ではインフラ調達のための日数や、機器などを揃えるといった初期費用がかかりますが、ホスティングではそういったコストはかかりません。
また、導入時のコスト以外にもサーバを稼働させるための維持費、運用・監視するための人件費も削減できます。 -
設備・セキュリティ
地震、水害、火災、大規模停電などの災害対策を行った建物で運用し、複数拠点にデータをバックアップする仕組みを整えております。
入退室管理システム、監視カメラ、金属探知ゲートなどの万全のセキュリティ対策を行い、お客様の大切な情報資産をお預かりします。 -
可用性
大量のホストサーバによって構成された巨大なリソースプールを効率的に運用する仕組みが備わっております。
万が一ホストサーバ上で障害が発生した場合も、フェイルオーバー機能により他の正常なホストサーバ上で仮想サーバを再稼働させサービスが継続されます。 -
多種多様なアクセス回線
さまざまなご利用用途でお使いいただけるように、鳥取情報ハイウェイ、岡山情報ハイウェイ、LGWAN、フレッツ網、閉域網(VPN回線)、インターネット回線等に対応可能です。
インターネット環境があれば、出社が困難な場合もご自宅から業務を継続することが可能です。 -
運用・管理の負荷
ハードウェアに関する運用・管理対応などはK’sで対応します。お客様はハードウェアの運用・管理負荷から解放され、ビジネスを加速するプロジェクトに集中していただけます。
事業継続支援サービス
データ・レジリエンス・ソリューションIBM Spectrum Protectを利用し、お客様の稼働中のサーバをネットワーク経由でK’s OSC内のクラウドストレージ環境へ、ご指定いただいたスケジュールに沿って自動的にバックアップするサービスです。お客様は、日々のバックアップに関する業務から解放されると同時に、大切な情報資産であるデータを安全かつ確実に保護することでハードウェア障害や万が一の災害時における備えが万全となります。ご利用サーバ台数ごと、100GB単位から月額定額制にてご利用いただけます。
システム構成
必要な環境
一般的なインターネット回線で対応可能です。(K’s OSC接続用専用高速回線もご利用いただけます。)
データバックアップ対象サーバにエージェントソフトをインストールするなどの環境設定はK’sにて行います。
大量データでもバックアップOK
高精度差分バックアップ技術により、一般的なインターネット回線でも数TBのバックアップが効率良く行えます。
かんたん操作で復元
管理画面より、バックアップされた複数世代のファイルを選択して簡単に復元することができます。
解決できる課題
現在、お客様を取り巻くIT環境はめまぐるしく変化しております。変化に対応するためには、高性能なハードウェアを調達する費用、それを運用管理していくための高い技術力を備えた人材が必要となります。自社運用を行うには、これらのリスクをお客様が背負わなければなりません。K’sは、お客様が所有する大切なデータを守り、また今後のシステム導入において、投資効果の高い業務継続、業務改善に必要な環境を安定してご提供します。
- 自然災害対策
- ハードウェア調達コスト削減
- 運用管理アウトソーシング
- 安全なデータ保全
- バックアップデータマルウェア感染対策