鳥取県内全自治体横断情報連携ツール(とっとり行政イントラシステム)

鳥取県及び鳥取県内全19市町村

お客様が抱える課題

1.1対nでの情報発信をシームレスに行いたい
2.コストを抑えつつ業務効率化を実現したい
3.大多数でも利用できる安定したシステムを導入したい

鳥取県様では、本ツール導入前も県庁内部の情報連携ツールは存在していましたが、県内自治体間を横断した連絡手段は主にメールを利用しており、受信容量を制限している自治体に容量の大きな添付ファイルが送れないなど、シームレスに情報連携できる手段には乏しい状況でした。

自治体間で密に情報連携し、地域間での検討や議論を活発化させ、人口減少や少子高齢化といった鳥取県が抱える地域課題に対してのアイディア・ノウハウを醸成していく。そのような目的から自治体間で共同利用できる情報連携ツールの導入を決定されたと認識しています。
また、本システム導入にあたっては、鳥取県内全19市町村の職員が同一環境で利用できる環境の整備と運用保守体制を実現できるシステムである必要性がありました。本システム導入時点では全国初の取り組みでした。
これらの課題解決に向け、鳥取県様はシステム導入に向け調達仕様の策定に取り組まれました。

 

提案のポイント

1.鳥取県内全19市町村職員分のアカウントを管理し運用できるシステムを自社データセンター内に構築
2.鳥取県内全19市町村職員から問い合わせを受け付けられる窓口を用意
3.膨大なユーザーからの要望等を集約した、ユーザーが利用しやすいシステムを導入

弊社は、鳥取県様からの仕様に基づき、鳥取県内全19市町村の職員様が同一環境で安定して利用できる環境の整備と運用保守体制を実現するため、弊社が運用保守を行っている自社データセンター内にシステムを構築しました。
また、鳥取県内全19市町村の職員からの問い合わせを受ける窓口を用意することで、システム利用に不慣れな職員様でもシステムを利用できるようになりました。システム自体も300万人以上が利用しているグループウェア「サイボウズGaroon」を採用し、膨大なユーザーからの要望などのノウハウを元に、ユーザーに最適な画面遷移・配置を意識した分かりやすいシステムを導入しました。

導入後のポイント

1.自治体間の情報連携が加速
2.様々な分野での活用が拡大
3.セキュリティの高い環境でのデータ共有実現

本システムを導入後、監査分野、税務、防災対策など、様々な分野で自治体をまたいだ情報共有が拡大していきました。
本システムは、インターネットに接続しないネットワーク(LGWAN)間での情報共有を実現しています。また、データのやり取りも基本的に本システム内から出ることが無く、誤って添付したファイルなどがあった場合でも、添付後でも削除できる為、セキュアな環境で各職員様が安心して情報共有をして頂けるようになりました。

お客様の声

〇市町村職員様からの声

・莫大なファイルデータのやり取りもスムーズに出来るようになった
・毎年度ある事業などに関し、前年度はどのようなことをしたのか時系列で確認しやすくなった
・今までのやり取りが全て残っているので、担当者異動などの際でも引継ぎがスムーズに出来た

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